日産は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみた

日産は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

日産自動車株式会社は、日本を代表する自動車メーカーの一つです。筆頭株主はフランスのルノーで、また日産自身が三菱自動車工業の筆頭株主でもあり、自動車メーカー同士のパートナーシップであるルノー・日産・三菱アライアンスを締結しています。

日産の売上高は連結ベースで11兆円を超え、その膨大な事業規模と独特なグローバル展開から、常に業界内外で注目を浴びている会社です。クルマ好きな人、グローバルな業態に興味のある人、海外志向の強い人などは、一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。

日産に採用されれば、安定した収入と充実した福利厚生が期待できるのも、またとない魅力の一つです。巨大な持ちビルである横浜本社で働くことにあこがれを持つ人もいるかもしれませんね。日産は、第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

日産は第二新卒・既卒の採用をしているか?

日産は「新卒採用」「キャリア採用」「障がい者採用」「契約社員採用」「期間従業員採用」など、経歴や働き方に合わせたさまざまな採用方法を取り入れています。また、「文系・理系共通職種」でも「Specific Expertise採用」と「General Competency」のどちらかを選べるなど、自分の実力を最大限に生かすために最適な形を選択できるようになっています。日産の新卒採用は、応募資格を満たしていれば第二新卒・既卒でも応募可能です。

ただし、入社時点において職歴が3年未満という条件があるため、職歴が3年以上の場合はキャリア採用扱いとなります。日産では、「すべては一人ひとりの意欲から始まる」と考えており、焦点はお客様、原動力は価値創造、成功の指標は利益であると述べています。日産が提示する5つの心構えと5つの行動(日産HPに記載あり)を実践できる人材が、会社に必要とされるのではないでしょうか。

日産の事業内容は?

日産が展開する事業は、自動車事業です。常に先端の商品開発や技術革新に取り組み、今日では世界のさまざまな国と地域において高い信頼を獲得している「NISSAN」と、米国、カナダ、ロシア、中東、韓国などでサービスを展開する「INFINITI」のふたつのブランドがあります。NISSANでは革新的なクルマやサービスを創造し、INFINITIでは洗練された感性と感動を呼ぶ高性能で、より魅力的で価値あるドライビングを追求しています。また、自動車事業のほかにも、教育や環境などの分野で企業市民活動を実践しています。

日産に入社できたらどんな経験を積める?

日産に入社できたなら、仕事面においてもプライベートにおいても、あらゆる面でチャレンジしていける環境が整っています。ダイバーシティが進み、職場には外国人も多いため、英語力や多文化理解力、コミュニケーション能力も大いに磨かれることでしょう。豊かな感性を持つ社会人として急成長を遂げることは、間違いありません。

また、外国人の幹部相手でも通用するプレゼンテーション能力が求められるため、論理的思考能力やストーリーを組み立てる能力が身につきます。気づけば、プレゼン技術は瞬く間に向上し、個人と企業とを問わず、営業スキルもかなり熟達したものになりそうです。

日産は、プライベートの充実を促進していることでも有名です。有給休暇の取得にはノルマがあり、9割に達していないと消化することを勧められます。おかげで、有休をとることを非難がましい目で見るような風土は皆無です。子どもの誕生日も、夫婦の記念日も、堂々と休むことができるので、家庭も大切にしたい人にはこれ以上ない環境です。

また、事務系であれば在宅でのテレワークが充実しているため、子育てや介護を抱えた人でも安心して働き続けられるのが特徴です。ただ、開発系やエンジニアにおいては、モノを扱うことが中心業務になるため、在宅は少し難しいといえるかもしれません。それでも、しっかりとした福利厚生が、家庭と仕事の両立を支えてくれるでしょう。

第二新卒から日産を狙うなら?

第二新卒から日産を狙うなら、道は2つに分かれます。就業経験の浅いうちに新卒採用へチャレンジするか、職歴3年以上となってからキャリア採用にチャレンジするかです。まだまだ経験の浅い身でキャリアにチャレンジできるかどうか、悩ましいところです。

しかし、実は第3の道が存在しています。それは、転職エージェントに登録を行い、今の自分のスキルと経験のままで日産に売り込んでもらう方法です。第二新卒から日産を狙うためのプランや、選ぶべき転職エージェントについてご案内します。

第二新卒から日産を狙うためのプラン

第二新卒から日産を狙うために、まずは自分の希望職種をはっきりさせましょう。そして同時に、複数の転職エージェントへ登録するのがおすすめです。

日産にはさまざまな分野の職種があります。希望の職種にピントを合わせて応募するには、近い将来、自分が日産でどのように働いているか、具体的なイメージ像が描けていなければなりません。また、必要な資格があれば取得しておく必要があります。

日産の公式サイトを見ると、技術系の中途採用で情報が上がっているのが、電動系部品のエンジニアやセキュリティエンジニア、組込ソフトや品質保証系のエンジニアです。いずれも基礎知識や基本的な業務経験は必要ですが、自動車業界経験は「あれば尚可」とされ、特に必要とされていないのが特徴です。なお、TOEICは500点程度が必須のようです。

また事務系では、マーケットアナリストや企画部スタッフ、国内外におけるセールススタッフの求人があります。事務系も自動車業界の経験は「あれば尚可」とされ、TOEICは600~730点程度が必須のようです。時期が良ければ、第二新卒向けと明記された求人も確認できます。

業界知識をしっかり身につけるのも大事ですが、まずは実績となりうる今の就業経験を大事にし、求められている条件をクリアできるよう努力するのが第一です。また、技術系と事務系とを問わず、英語力を磨いておきましょう。

こんな転職エージェントを選ぼう

日産に入社したいなら、事務系を目指す人は複数の大手転職エージェントに登録しましょう。技術系を目指す人は、大手の転職エージェントに登録する一方で、エンジニアに特化したエージェントにも登録を行いましょう。

日産はルノーと資本提携していることもあり、外資系の雰囲気も持ち合わせていると思われがちです。しかし、実際には日本的な社風が色濃く残っていると、元社員からの口コミが多数上がっています。よって外資系に特化した転職エージェントを選ぶよりも、日系企業に強い会社を選ぶほうが効率的に活動できます。日系の大手企業に強いのは、大手古参のエージェントに他なりません。

まずは大手数社に登録を行い、担当者とのマッチングを大事にして、一社に絞りましょう。技術系の人は、とくにエンジニア系に強いエージェントにも登録を行い、より自分の希望職種を理解してくれる会社に決め打ちするのがおすすめです。初めから一社に決める必要はありません。自分の理想を叶えてくれる転職エージェントを、じっくり吟味しましょう。

日産の求人や評判は?

日本の企業でありながら、グローバルに企業を展開する多国籍企業とも言えるので、個々人の価値観が多様です。さまざまな価値観、考え方に触れるなかで新しいアイデアを生み出し、人間的に成長していける職場環境があるようです。また、日産の主な事業となっている自動車は、人々の生活に密接に関わる製品です。より安全に目的地に到達するためのクルマをつくり上げることで、社会貢献を実感している社員が多いようです。