【未経験からシステムエンジニアになる方法】納得できる企業へ転職する方法

(最終更新日:2018/11/26)

【未経験からシステムエンジニアになる方法】納得できる企業へ転職する方法のイメージ

未経験でもシステムエンジニア(SE)になることはできるのでしょうか。また、そのためにはどのようなことを行えばいいのでしょうか?システムエンジニアの仕事内容や給料の実態、求められるスキルや能力について解説していきます。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

システムエンジニアの理想と現実。具体的な仕事内容

SE(システムエンジニア)は一般的にキツイ仕事と言われていますが、何故そのように言われるようになったのか、その理由をみていきましょう。

【1】仕事についていくのが大変

SEの仕事では、ハイレベルなコミュニケーション能力や多くのことを覚えることが要求されるため、仕事についていくのが大変と感じる人も少なくありません。

【2】納期を守ることが大変

開発のスケジュールでは必ず厳しい納期が課せられますが、開発現場では様々な想定外の事態が起こるため納期が遅れがちになります。

そもそもSEってどんな仕事?

SE(システムエンジニア)とは、webシステムや業務システムなどのシステム開発や、お客様の意見に基づいて様々な決定を行う仕事のことで、一般的には以下のような工程で開発を進めていきます。

【1】クライアントの要望のヒアリングを行う

まずはじめに、システムの全体像を決定するためのヒアリングをクライアントに対して行い、それらをまとめます。

【2】システムの構築方法を決定する

ヒアリングの内容をもとに、画面や帳票の有無や、データベースに保存するべき情報の選択、外部システムとの連携の必要性などを決定していきます。

【3】詳細な設計を行う

プログラマーに出すための設計書(詳細な内部処理方法)をシステム構築方法をもとにして決定していきます。

【4】プログラミング作成

プログラマーが設計書をもとにプログラムを作ります。

【5】バグの有無を確認するテストを行う

プログラマーが作成したプログラムのバグをチェックするために、部分ごとに分割したプログラムを単体でテストしていきます。確認後に問題が発覚した場合は、それぞれの修正をプログラマーに依頼します。各テストが完了したら、実際の運用環境に近い状態で総合テストを行い、異常がないと判断されれば開発完了となります。

システムエンジニアとプログラマーの違い

コンピューターを動かすためには様々な命令を下すコードが必要不可欠ですが、そのコードを書くのはプログラマーの仕事で、SEはコードを書きません。SEは、開発フローを作るためのヒアリングやプログラマーが作成したコードの保守・運用を行います。

実はシステムエンジニアは年収1000万を目指せるって本当?

SEの実際の給料ってどのくらい?

平成28年に発表された厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、全国のSEの平均年収は547.1万円となっています。これは、調査書に載っている全職種を合算した平均年収454.3万円を上回り、SEの年収は他の職種と比較すると高い方だと言えます。

引用元:賃金構造基本統計調査 | ファイルから探す | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

年収1000万円を超えるためにするべきこと

SEの仕事で年収1000万円を超えるためには、以下のような知識やスキルの習得をしてキャリアを積むことが大切になります。

【1】プログラミング言語の習得

基本的にはSE仕事でプログラミングを行うことはありませんが、プログラミング言語を習得することでプログラマーからの信頼獲得や市場価値の高上に繋がります。

【2】経営の知識を身に着ける

経営者の視点を持っているSEは希少なため、経営戦略・マーケティング・会計などの知識を身に着けておくと、後々フリーランスとして仕事を始める時などに役立つ可能性があります。

【3】転職する

人手不足のIT業界では、優秀な人材を確保するために給料を高く設定している企業も少なくないため、転職することで待遇がアップする可能性があります。

【4】フリーランスをして働く

フリーランスになると月100万円以上の案件を受けられることも珍しくないなど、企業で働くよりも高い報酬を受けられる場合があります。企業である程度実力・経験を積んできた人は独立を視野に入れてみるのもいいでしょう。

【5】コネを作る

仲介業者を通して仕事を受けるよりも、幅広い人脈を作り直接仕事を請け負った方が高い単価で仕事をすることができます。また独立してフリーランスになった場合でも、知識や経験だけで仕事を受けることは難しいため、多くの人達と仕事を紹介してもらえる関係を築くことも大切な要素となります。

【6】一人で何らかのシステムを構築・運用する経験をする

SEの中でも、上流から下流までのシステム構築・運用ができる人は希少なため、システム開発一連の業務を一人で行い、ネットワーク・データベース・プログラミングなどの様々な知識を身に付けることで、転職時やフリーランスとして働く時にも受けられる案件の幅を広げることができます。

【7】高いコミュニケーション能力を培う

クライアントからの案件受注を増やすためには、顧客と従事者満足度を上げて信頼を得るだけのコミュニケーション能力が求められます。

未経験の20代がシステムエンジニアに転職する方法

SEの仕事をする上ではプログラミングの知識も求められるため、書籍を購入して独学で勉強したり、プログラミングの専門学校やオンラインスクールに通ってプログラミング言語を習得したりするといいでしょう。

派遣の経験を経て正社員になる

はじめから正社員としてSEになることに不安を感じる人は、まずは派遣社員として業務に携わりプログラミングやSEの経験を積んでから、正社員の求人に応募するという方法もあります。実務経験があるため、採用率が高くなる可能性があります。

就職支援プログラムに参加する

あまり費用をかけずにSEとして転職を目指したいという人は、就職支援プログラムに参加するという方法もあります。就職支援プログラムとは、数ヶ月間の研修を経た後、研修機関から紹介があった企業への就職が決まった人に対して、研修中の学費が全額免除になるというものです(ただし研修中に給料は発生しません)。

IT系資格を取得する

現在IT系の国家資格として認められているのは、経済産業省が認定している情報処理技術者試験のみですが、資格を取得することで企業の採用者の目にとまりやすくなる可能性があります。またその他の取得しておくと有効な資格として、基本情報技術者、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)などが挙げられます。これまでの職歴から高いコミュニケーション能力や交渉力を培ってきた人は、積極的に企業にアピールするようにしましょう。

求人を探す時はSEという職種名にこだわらないようにする

求人サイトに記載されている「SE」「ITエンジニア」「IT・通信系」などの職種名は、実際には括りが曖昧なことが多いため、求人を検索する際には「IT系」と括りを大きく調べるようにしましょう。それにより同じSEでも異なる業務内容の求人や未経験でも応募可能な求人を見つけられる可能性が高くなります。

システムエンジニアに求められているスキルや能力、人柄って…

SEに向いている人ってどんな人なのでしょうか?自分に合っているかどうかもチェックしてみましょう。

ITに興味を持っている人

日頃からITに強い興味や関心を持っている人であれば、システム開発や、新たな知識・技術の習得に対してやりがいを感じられるでしょう。

全体を俯瞰して見ることができる人

SEの仕事は全体を見ながら設計や、納期を厳守するためのスケジュールや時間の管理を行うなど多岐に渡るため、一つの事だけに集中せず全体を見ながら仕事を進めていける能力が求められます。

リーダーシップがある人

システム開発を進めていくためには、開発に関わる全ての人達が納得して仕事に取り組めるようにするだけの、コミュニケーション能力とリーダーシップが求められます。

技術トレンドに敏感な人

日頃から新聞や雑誌、ネットメディアなどで新たな情報をインプットすることは、技術トレンドの移り変わりが早いIT業界において重要な要素となります。

まとめ

SEの仕事は高いコミュニケーション能力や開発スケジュールの管理など様々な能力が求められるため、キツイ仕事と言われることも少なくありませんが、働き方や技術によっては年収1000万円を超えることができるなど、メリットも多くあります。

また未経験であっても、資格を身に付けたり派遣から正社員を目指すことで、SEとして働くことが可能です。そのため未経験から目指したいという人はまず、SEの仕事に役立つ資格の取得をしたり、未経験OKの求人を探したりしてみましょう。