ヘッドハンティングなんて本当にあるの?どうすれば起きる?

(最終更新日:2018/11/5)

ヘッドハンティングなんて本当にあるの?どうすれば起きる?のイメージ

海外の映画やドラマを観ていると、ニューヨークやロンドンの金融街を舞台として「以前は○○社にいた私が、△△社にヘッドハンティングされてきた理由は云々…」という登場人物のセリフを耳にすることがありますよね。なんともかっこいい響きを持つ「ヘッドハンティング」ですが、言葉そのものが横文字なので日本では一般的ではないもの、と思っている方もいらっしゃるでしょう。そんな「ヘッドハンティング」について解説します。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

ヘッドハンティングとは?

「ヘッドハンティング」という言葉は耳にしたことがあるけれど、どういったものなのかはよくわからない、という方もいらっしゃるでしょう。ヘッドハンティングとは、企業に勤めていて優秀とされる人物を、他社が引き抜いて採用しようとすることを指していいます。求人を出して、さまざまな人の応募を吟味して選ぶよりも確実に業務の上で優秀な結果・成果を出している人物を企業に迎え入れることができるので、即戦力を求める現場では特に広く浸透している採用方法です。

ヘッドハンティングは従来、外資系企業で多く行われてきた方法でしたが、昨今では人材確保のために日系企業でも一般的に行われるようになりました。ヘッドハンティングには2つのタイプ(スカウト型・登録型)があり、ヘッドハンターと言われる人材発掘のプロフェッショナルが行うのが一般的です。

ヘッドハンターとは

ヘッドハンターとは、人材を探している企業から求人情報を受け取り、そのニーズにマッチした人物を探す人材紹介会社の担当者を指します。

スカウト型とは

ヘッドハンティングは、人材紹介会社が代行しているケースが大半です。企業から受け取った人材のニーズを汲み取り、現実に他の企業で勤務をしていてニーズにマッチした人物に対してヘッドハンティング会社(=人材紹介会社)が転職を促す(すすめる)というのが流れです。この場合、企業から求められた人物は自ら転職を希望している人でないパターンが多いのが特徴です。

登録型とは

ヘッドハンティング会社が独自のルートでニーズにマッチした人物を探し出してくるのとは別に、転職を希望する人が自ら人材バンクに登録しておく方法があります。そのデータベースに自分のキャリアやスキルを登録しておくと、転職エージェントが、登録者と企業のマッチングを行ってくれます。この場合、自分で転職エージェントに自らの経歴を出しているので、該当者は転職を自ら希望している人であることが特徴です。

夢のヘッドハンティング…。そんなこと本当にある?

ここまでの説明を読んで、ヘッドハンティングをされるということは自分の能力が自分の知らないどこかで評価されていて周知されているということだとわかりますよね。つまり、ヘッドハンティングの対象となっているのはとても名誉なことです。「実際にそんなすごいことあるの!?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

現実にヘッドハンティングは広く行われています。ヘッドハンターは業界全体で700人以上いると言われており、それぞれが常に自分の担当する業界で優秀な人物を探しています。これまでにも、勤務先から同業他社をはじめさまざまな企業に転職していった方がいたかと思います。その方々ももしかしたらヘッドハンティングされて転職していったかもしれません。

ヘッドハンティングのメリット、デメリット

華々しいキャリアに欠かせないキーワードのようで聞こえの良い「ヘッドハンティング」という言葉ですが、それぞれメリットとデメリットの両方が存在します。もし自分がヘッドハンティングにあった場合にメリットばかりに気を取られて浮かれていると、痛い目にあうこともありますので、今からしっかりと把握しておきましょう。

ヘッドハンティングのメリット

まずはヘッドハンティングを受ける最大のメリットは「自分が認められている」ということを実感できることでしょう。ヘッドハンティングの声がかかるということは、自分が現在勤めている企業での仕事ぶりが高く評価されて、他社から引き抜きたいと思われているということだからです。

次のメリットはより現実的なものですが、「給与や待遇などがよくなる」ということでしょう。あなたのことを引き抜きたいと考えている企業も、給与やその他待遇で現状維持のままでは断られると百も承知なので、往々にしてグレードアップした内容となります。

また、給与や待遇だけではなく、働く環境としてこれまで以上に高い役職を任せて貰える場合もあります。特に、これまでの経験を生かして若手の指導や育成ができる人物と判断されれば、その若手たちの面倒を見る上長としての席が設けられるでしょう。

加えて、ヘッドハンティングに限ったメリットにはなりませんが、働く環境を一新できるというものもあります。自分で転職先を探すのではなく、先方から望まれて入社することになりますので、周りからの一目置かれる存在としてスタートできるのは嬉しいですね。

ヘッドハンティングのデメリット

メリットばかりが先立って見えますが、実際にはデメリットも存在します。知らずに浮かれていると危険ですのでご紹介します。

まず、ヘッドハンティングで引き抜かれるということは、企業に強く望まれて入社するということだと説明しました。つまり、高い基準で期待されるということと同義です。転職先の企業の期待に十分に応えられるだけの実力があれば何も問題はありませんが、そこに誤差があった場合には強いプレッシャーが苦になるでしょう。

また、ヘッドハンティングしてくれる企業が提示する給与や待遇といった条件で決めてしまうと、希望した職種・業種でない仕事をしなくてはならなくなる可能性もあります。これまでの経験やスキルが活かされるとはいえ、自分があまりにも望まない業種・職種での仕事は徐々に辛くなります。そうならないように、条件だけで決めてしまわないようにしましょう。

加えて、ヘッドハンティングのメリットにもなる部分ですが、心機一転新しい環境でキャリアをリスタートすること自体が自分にとって苦となる場合があります。新卒から長く同じ企業にいた場合、企業の雰囲気や慣習、人間関係も一気に変わるのでなかなか馴染めなくて「元の企業の方がよかった…」と思ってしまう方も少なからずいらっしゃいます。特に、日系企業から、文化・慣習・国籍のすべてが180度変わる外資系企業への転職を果たした方にこのような悩みは多く現れる傾向にあるようです。

ヘッドハンティングが待てる転職エージェントはある?


自分から希望する企業へ応募するのではなく、あくまでヘッドハンティングされて転職したい!と考える方もいらっしゃることでしょう。その場合、ヘッドハンティングされるのを今の企業でただ待つだけでは一生その機会に恵まれないかもしれません。そんなときには、ヘッドハンティング型の転職サイトを利用してみてはいかがでしょうか。

自分宛てにヘッドハンティングの話が来るのを、指をくわえて待つのではなく、一般的な転職サイトを利用するのと同じように転職者が自分のプロフィールやキャリア、今後携わりたいプロジェクトなどをと黒くしておくタイプのエージェントがあります。サービスによっては、自分でヘッドハンターを選ぶことができるものもあるようです。

第二新卒やフリーターにヘッドハンティングは難しい…

「ヘッドハンティングってデメリットもあるみたいだけれど、自分にとってはメリットの方が多い!」と感じられた方はぜひ今日からこの機会をつかめるように努力してください。ただし、第二新卒やフリーターの場合にはそう簡単にはいかないでしょう。

まず、ヘッドハンターは極論業界内でも特に優秀な人物を引き抜きたいという本音があります。第二新卒で転職を希望している場合、まだ業界で名が知れる、もしくは明確な成果が出るほどキャリアを積んできていないと判断されるのが一般的です。これまでのキャリアや成果を軸に活躍してほしいからこそヘッドハンティングで採用したいと思っている企業からすると、対象外の人材なのです。

また、現在フリーターである場合も同様です。特に、これまで継続して勤務をしてきていない方の場合には特に難しいでしょう。
まずは、正社員での転職を実現し、日々の業務でしっかりとした成果や業績を作った上でヘッドハンティングされるのを待つ、もしくは登録して転職先を探すのが一番の方法ではないでしょうか。第二新卒やフリーターの方のためにはヘッドハンティングではなく、そのプロフェッショナルである転職エージェントがいますので、そういった転職エージェントに力を借りることが一番手っ取り早く、また結果も出やすいでしょう。

まとめ

これまで外国映画・ドラマの中でしか見聞きしたことのないヘッドハンティングも、意外に身近なものであることがおわかりいただけたのではないかと思います。ヘッドハンティングされたい!と思われる方は、まずは社内で評価されるだけの成果・実績を積むように努力しましょう。その先に、夢のヘッドハンティングをされる可能性は大いにありますよ!