フリーターでい続けるとどうなる?フリーターから正社員になれる?

(最終更新日:2018/11/5)

フリーターでい続けるとどうなる?フリーターから正社員になれる?のイメージ

「職業:フリーター」は一般的にどのようなイメージを持たれるのでしょうか。ポジティブに言うと、正社員のように会社に縛られることなく働けて、かといってニートのように無職のレッテルを貼られることのない自由な存在というイメージを持つ方が多いのではないかと思います。

今回は、気楽でいいというメリットがある一方で将来の兆しが見えないという不安も抱えているであろうフリーターという働き方をしている方へのアドバイスも兼ねてそのリスクと今後取るべき行動を解説します。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

フリーターでいられるのは気楽。でも10年後は?

そもそも、フリーターとはどのような人を指すかご存知でしょうか。もし、「学校に通いながらフリーターとしている」という人がいるとしたらそれはアルバイトをしているのであって、フリーターではありません。フリーターとは、アルバイトやパートタイムで働く学生以外の人のことを指して呼ぶ名称です。正社員として雇用されているわけではないので、高い目標を設定されたり、仕事内容に大きな責任を問われたりすることなく、時給制・シフト制で仕事をしているのが特徴です。

趣味など働くよりもしたいことがある人にとっては、自由に勤務体系を変えたり職場を変えたりできる働き方はとても気楽なものです。また求人も正社員雇用に比べると圧倒的に多いため辞めてしまってもすぐに次の仕事が見つかるのが良い点です。しかしながら、その職が安定していて長期的な展望を持てるかと言われるとその限りではありません。基本的にアルバイトやパートタイム勤務をしている人は10年以上の長期雇用を見込んでいない場合がほとんどだからです。

正社員とフリーターで大きく違うのは賃金と社会的信用

週に数回しかアルバイトやパートタイムに出ていなかったという方であれば別ですが、月曜日から金曜日の朝から夜まで働いているフルタイムのフリーターとして働いてきた方は、その勤務スタイルが正社員とあまり変わりないので、これまで正社員と比べて大きな違いを感じて来なかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、要所要所を捉えて比較すると大きな違いがあります。

正社員とフリーターの違い:生涯賃金

「正社員で入社した新入社員のお給料よりも自分のお給料の方がずっと多い!」と思っているフリーターの方は比較的多くいらっしゃると思います。確かに、入社したての新入社員の給与は、時間給で支払われているアルバイトの人のものよりも少ない場合もあるでしょう。しかし、フリーターは同じ期間勤務していても著しい給与アップの見込めないのに対し、正社員は入社してからの実力、昇給制度などによって年々給与は上がっていきます。それに加え、正社員は季節ごとに賞与がある場合や、成績によってはプラスの報酬がある場合もあります。そうなると、数年で正社員として入社した新入社員に追い越されてしまう現実があります。

また正社員であれば企業の制度にもよりますが退職の際には退職金が支払われますので、退職してからも安心して老後を迎えるだけの収入が得られます。フリーターには通常このような制度が設けられていませんので、退職すればその翌月から給与の支払いはなくなります。

正社員とフリーターの違い:給与の支払い形態

正社員は、企業の就業規則によって多少の違いがあれど原則定められた基本給に各種手当がつき、その中から社会保険料などを差し引いた金額が給与として支払われます。それに加え、季節ごとに賞与があったり、業績によってはそれに従ってボーナスが支払われることもあります。また、一般的に年々昇給していきます。

一方フリーターの給与は、基本的に時間給や日給制なので、働けば働くだけ収入になるという形態です。先に説明したとおり、入社して数年程度は場合によっては長時間勤務して時間給を稼いだフリーターの方が手取りは多いこともあります。しかしながら大幅な昇給の無い中で税金、年金、健康保険料などを支払うことになるので、給与の伸びしろのないフリーターは正社員と異なり手取りの金額が増えていきません。

正社員とフリーターの違い:社会的信用

残念ながら正社員とフリーターでは社会的信用に雲泥の差があります。正社員とフリーター差は「単なる世間体程度」と考えている方もいらっしゃいますが、実態は大きく異なりますので知っておきましょう。例として、家の購入を検討した際、一般的には銀行など金融機関から融資を受けて購入することになります。金融機関は、あなたの収入やこれまでの経歴をもとに融資して大丈夫な人物であるかを判断します。

そういったときに、正社員であれば現在から未来にかけて安定しているであろう収入が約束されますが、フリーターではその保証がありません。これは住宅ローンに限った話ではなく、車・教育・クレジットなど社会的信用を伴うものにはすべてつきまとう問題です。

正社員とフリーターの違い:雇用の安定性

昨今終身雇用が当たり前でない世の中になったので、正社員だからといって必ずしも雇用が安定していて定年まで保証されるわけではない、というのも事実です。しかし、社会的信用のところでも触れましたが、そもそも雇用の安定性がまるでないフリーターに比べれば、社会的信用とともに雇用の安定性が保たれる見込みがあります。また、もし職を失うような事態に陥ったとしても、再起する可能性があります。

正社員とフリーターの違い:教育制度・充実度

正社員で入社したならば、企業はその企業の未来の担い手として社員を大切に扱いますので教育制度も充実しているケースが大半です。一方フリーターはいずれ経営に携わる機会もあるかもしれない正社員に比べ、そこまでの期待をされていないので、最低限の教育制度のみとなります。

本当にフリーターは「負け組」認定されなくてはいけない?

ここまで読んで、現在フリーターとして働いている方は少し焦る気持ちが出てきたのではないでしょうか。確かに、正社員として雇用されている人に比べてフリーターの方はさまざまな面で不利なことが多いです。ただし、これを一概に「負け組」といっていいかはあなたの置かれている状況によります。

現状フリーターとして勤務していても、それには確固たる理由がある人もいます。たとえば、学業は修了してしまったものの、資格試験合格まで自宅で勉強を続けながらアルバイト勤務している人、もしくは本業としたいこと(小説家・漫画家・イラストレーターなど)では収入が十分でないためアルバイトをして生活費を稼いでいる人などです。そういった方々は目的を持ち、かつタイムリミットを決めてフリーターをしているケースです。しかし、そのタイムリミットを持たず、なんとなく「働く」ということから逃げの姿勢でフリーターを続けている方だとしたら、それは今一度考え直したほうがいいかもしれません。

フリーターが正社員になることは可能?


いよいよフリーターを卒業して正社員になろう!という気持ちが湧いてきましたか?人によっては「とはいっても、フリーターが正社員になるなんて無理だ…」と後ろ向きな気持ちでいっぱいになっている人もいらっしゃるでしょう。結論からいって、フリーターから正社員雇用を目指すことは可能です。まず、大切なのは、これからはフリーターではなく正社員になりたいと思う気持ちです。就職活動を進めていく中で「やっぱり正社員になるといろいろと大変そうだし、有期の派遣社員でもいいや…」などと思うようになってしまっては一生正社員になるチャンスに恵まれません。

無論、自力で就職活動を進めて正社員の座を獲得するのは至難の業でしょう。だからこそ、そんなときにはこれまでたくさんのフリーターを正社員雇用に導いてきた転職エージェントに相談すべきなのです。転職エージェントは無料で利用することができ、今抱えている不安や悩みも、就職活動を続けていく中で出てくる悩みもともに考えて解決に導いてくれます。

脱フリーターのタイムリミットは?

明確なルールがあるわけではありませんが、慣習的にいって年齢が上がれば上がるほどフリーターから正社員へ方向転換するのは難しくなると言えます。20代であれば、多少の遅れはあれど他の新入社員として入社した若手と同じように成長をたどるチャンスがあります。しかし、30代であればこれまでのフリーターでの経験で培ったリーダーシップやマネジメント能力を活用すること、40代であればそれまでの人脈、社員育成の経験の有無、プロジェクトリーダーとしての素質を求められるようになります。これらのスキルは、フリーターの経験のみでなかなか培えることではありませんので、必然的にチャンスが減ってしまうのです。

実際、年齢別に求人を見ると、25歳、27歳、30歳で大きく求人募集が減少する傾向にあります。可能な限り早い段階で脱フリーターすることが望まれることがおわかりいただけるでしょう。

まとめ

正社員雇用を目指すということは、フリーターとして楽しく日々を過ごしてきた方にとっては、これまで深く考えてこなかった内容かもしれません。しかし、人生100年時代と言われる現代で、収入が安定しないまま年を重ねていく行為は非常に危険と言えます。まずは、職探しのプロフェッショナルである転職エージェントに相談して、どのような方向性で正社員を目指していけばいいか決めることをおすすめします。