三井物産は第二新卒や既卒を採用しているの?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみた

三井物産は第二新卒や既卒を採用しているの?転職情報や求人・年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

三井物産は、三井住友銀行、三井不動産と並んで「三井新御三家」のなかの一つとされる総合商社です。明治期に世界で初めて「総合商社」の原型を作ったとされ、古くからさまざまな品物の貿易を手掛けてきました。日本郵船よりも早く海外に進出したことから「公館なけれど物産あり」と外交官から噂されるほどだったといいます。

総合商社業界としてのシェアは三菱、丸紅に続いて3位です。2019年3月期の売上高は6兆9,575億円と、前年度の4兆8,921億円を大幅に上回り、躍進劇を遂げています。気になる平均年収は1,400万円を超えると推測されていますから、かなりの好待遇ですね。

年収の高さはもとより、三井物産のフロンティア精神に共感して、第二新卒や既卒からでもぜひ入社したいと願う人は多いことでしょう。三井物産は第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

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この記事のもくじ

三井物産は第二新卒・既卒の採用をしているか?

三井物産は、主に「新卒採用」と「キャリア採用」を行っています。新卒採用の応募資格(2018年度)は、「四年制大学、または大学院を既卒もしくは2019年9月末までに卒業見込みの方で職務経験をお持ちでない方」という条件が入っているので、既卒で就職をしていなければ新卒採用で応募できそうですね。すでに職に就いており、第二新卒として転職を考えている人は、キャリア採用の枠で応募することになるでしょう。キャリア採用の応募資格は、「四年制大学、または大学院を既卒で職務経験のある方」とあるので、第二新卒で転職を考えている場合も応募可能と推測できます。

三井物産の事業内容は?

三井物産が展開する事業は、金属分野、機械・インフラ分野、化学品分野、エネルギー分野、生活産業分野、次世代・機能推進分野に6つです。具体的には、機械・インフラ分野で輸送システムに関わっていたり、生活産業分野で食料や流通事業に関わっていたりと、世界中の人・情報・アイデア・技術・国・地域をつなぐビジネスを展開しています。さらに、三井物産が展開する各分野の事業にはそれぞれいくつかの営業本部が設置されており、現在は全部で16の営業本部があります。16の営業本部と、「商品」「地域」のふたつの軸により構成された営業組織が、三井物産の強みとなっています。

三井物産に入社できたらどんな経験を積める?

三井物産に入社できれば、個人の力を尊重する社風のなか、自己実現を求めてのびのびと仕事をしていくことができます。若手であっても手を上げれば立場に関係なく新しい事業を立ち上げられるチャンスがあり、先輩のサポートを得ながらやりたいことにドンドン突き進んでいくことができるという口コミが上がっています。

また、部署にもよりますが、海外転勤が多く、また海外への出張が頻繁に起こるのは商社ならではのこと。グローバルな働き方を望む人も十分満足できるでしょう。

優秀な同僚や上司に恵まれるため、周囲と協働しながらプロジェクトに参加していくなかで、知らず知らずのうちに自分も同じようなレベルへ到達することができます。一つのプロジェクトが立ち上がるまでに上位の意思決定をかなり待つことがあるという口コミも上がっていますが、失敗の許されない仕事ですから、むしろ慎重にやっていきたいと願う人に向いているといえます。

さらに、社内外を問わず、さまざまな国の大企業の経営者や、あらゆる業界の関係者と知り合いになれることも魅力の一つです。多くの人とかかわりを持っていけば、次第に大きな仕事に結びついていくでしょう。ネットワークを駆使して複数社間のプロジェクトを立ち上げることもできるため、あなたの力で世界を大きく動かすことも可能です。

三井物産の求人や評判は?

自分たちの仕事が「社会に貢献できている」と感じられる事業が多いため、やりがいを感じている社員が多いようです。仕事を通してさまざまな経験をすることで、知識が増え、考え方も変わっていくことがあるとか。仕事内容は部署により異なりますが、「スキルアップを目指したい」「視野を広げて、いろいろな視点から物事を見極められるようになりたい」と考えている人にとって、目標に合った仕事を見つけていけるのではないでしょうか。また、給与や福利厚生に関しても、評判が良いようです。

第二新卒から三井物産を狙うなら?

三井物産への転職は、たとえかなりのキャリアがあっても難問であるといえます。経験の浅い第二新卒であればなおさらです。また、経験者採用は通年行われているわけではないので、リアルタイムで働いている第二新卒にとって、情報をうまくキャッチアップするのは難しいでしょう。

そこで、転職エージェントの出番です。転職エージェントに登録しておけば、数少ないキャリア採用の採用時期について的確に把握してくれるばかりか、今のキャリアでいかに三井物産へ転職するかを一緒に考えてくれます。

また、三井物産の選考プロセスはプレエントリー、本エントリー、Webテスト、面接とかなり多くの段階を踏みます。いずれか一つでもつまずいてしまえば、そこで終わりです。転職エージェントに登録しておけば、プレエントリーから応募のコツを手取り足取り教えてもらえるでしょう。第二新卒から三井物産を狙うためのプランや、選ぶべき転職エージェントについてご案内します。

第二新卒から三井物産を狙うためのプラン

第二新卒から三井物産を狙うために、3つのことを心がけましょう。1つめは英語力の強化、2つめは今の職場で履歴書に書けるような実績を積むこと、3つめが転職エージェントへの登録です。段階を踏んで行うのではなく、3つを同時に行いましょう。

転職エージェントは、転職をしたいと思ったときから登録を始めるのがベストです。「今は、挑戦する時期じゃないな」と感じていたとしても、まずは登録してしまうのです。そうすれば、自分では見誤りやすい転職時期を的確に捉えてもらえ、アドバイスを受けることができます。

そして、英語力の強化は商社への転職に必要不可欠です。ビジネスを行う上で困らない程度の英語力はあって当たり前とされます。TOEICを定期的に受けておくのはもちろんのこと、欲を言えばもう一か国語ができると有利でしょう。とくに中国語は、マーケットの規模からもかなり重要といえます。

こんな転職エージェントを選ぼう

三井物産を目指すときに大事なのが、なるべく大手の転職エージェントに登録することです。なぜかといえば、大手であればあるほどたくさんの非公開求人を抱えている可能性があるためです。

キャリア採用に真正面からチャレンジすると、第二新卒程度の経験値では転職エージェントの力を借りたとしても三井物産への転職は厳しいといえます。しかし、非公開求人には自分の経験やスキルに見合ったものが隠れているかもしれません。また、大手であれば、「こんな人材が眠っていますよ」と三井物産側に売り込んでもらうことも可能です。

大手の転職エージェント複数社に登録を行い、カウンセリングを行ってもらったうえで自分と相性のよい1社を見極めましょう。大手といえども、担当者の手腕はさまざまだからです。なるべく親身になって相談に乗ってくれるところ、面接指導を丁寧に行ってくれるところを選ぶのがベストです。