転職するならハローワークは活用すべき!本気のあなた向け活用方法まとめ

転職するならハローワークは活用すべき!本気のあなた向け活用方法まとめのイメージ

「転職するなら、やっぱりハローワークに行った方がいいのかな?」
「ハローワークの求人はブラックだと聞いたことがあるけど、本当?」
「そもそもハローワークって何?」

ハローワークに対するイメージや知識や人それぞれだと思います。
ここでは、ハローワークの役割や使い方、メリット、デメリットまで徹底解説します。これから転職活動を進めていくためのヒントが隠れていると思うので、確認しておきましょう。

転職に必要なのは客観性です。

転職をする際に、一人だけで全部やろうとしていませんか?
転職エージェントは二人三脚で進めていくので、転職に詳しいもう1人の自分が性格や適正を踏まえて客観的な視点から判断してくれます。

応募書類の添削や面接対策はもちろん、自分一人では気づかない最適な求人に出会える可能性が高まります。

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この記事のもくじ

本気の転職でハローワークを活用した方が良い5個の理由

ハローワークに関しては、あまりいい噂を聞いたことがない人もいるかもしれません。でも、その情報だけで判断してしまうのは、もったいないです。

ハローワークにしかないメリットもたくさんあります。まずは、利用するメリットについて確認してみましょう。

地元の求人が多い

ハローワークは、職業安定法に基づき、自宅から通勤しやすいエリアの仕事を中心に紹介してくれます。そのため、地元で就職したい人はもちろん、IターンやUターンを考えている人などにとっては、メリットが大きいでしょう。

求人数が多い

転職サイトなどと違い、ハローワークは企業側の掲載料も採用確定後の手数料も無料です。そのため、求人に予算を割くことが難しい中小企業なども含めた多くの企業が、求人情報を出すことが可能です。転職サイトには載っていない魅力的な求人に出会える可能性もあります。

また、全国540カ所以上の全ての情報から検索することもできるので、広範囲で探している人にもおすすめです。

職業訓練が受けられる

ハローワークには、求職者支援制度というものがあり、職業訓練を受けることができます。具体的には、職業訓練校に通い、希望する資格の取得を目指します。

パソコンスキルをはじめ、介護や美容、保育士や機械系まで様々な講座が用意されています。手に職をつけて、転職したいと考えている人には心強いサポートですね。

必ず採否が通知される

転職サイトの場合、応募後に何の連絡もないということがあるようです。ハローワークの場合は、必ず連絡がくるため、すぐに次の行動に移すことができます。

転職活動を短期間で終わらせたい人にとっては、嬉しい対応ですね。

転職活動全般のサポート

求人の相談はもちろん、履歴書や職務経歴書の添削や、面接対策などのセミナーも準備されています。1人では不安な場合、こういったサービスをうまく活用しながら活動してみるといいと思います。

そもそも、ハローワークの仕組みや役割って?

改めて、ハローワークとは何なのかを説明します。ハローワークは、公共職業安定所として、国によって運営されている職業紹介所です。職業安定組織の構成に関する条約に基づき、運営されています。

具体的には、職業の斡旋以外に、就職に関する各種セミナーの開催や相談、上記で紹介した職業訓練や失業保険の給付など、求職者や失業者の総合的なサポートを行っています。

はじめてハローワークを使う時の手順

ハローワークの利用方法から面接を受けるまでの流れを紹介していきます。

[1]ハローワークカードを記入

利用するために、一度は必ずハローワークへ足を運ぶ必要があります。まず、ハローワークカードを作成します。

氏名や生年月日をはじめ、仕事の希望などの情報を記入します。
その情報がハローワークに登録されると、仕事の紹介や企業への問い合わせなどを行ってもらえるようになります。

2回目以降は、カードを提示すればサービスを利用できます。

[2]求人を検索

ハローワークに設置されているパソコンで、求人を検索します。登録をしなくても検索はできますが、登録者のみに情報開示している求人も多くあるので、登録しておく方が良いでしょう。

[3]窓口で相談

気になる求人を見つけたら、求人情報を印刷して、窓口へ行きます。

現在も募集中か、応募状況や評判など気になることがあれば、相談します。分からないことは、担当者が企業へ確認してくれます。

疑問が解消され、応募したいと思ったら、担当者に対して、自己アピールをしましょう。

スキルがあり、企業に貢献できる人だと認められないと、募集要項に合わないなどの理由で、企業への問い合わせしてもらえない可能性があります。あらかじめ、自分のスキルや強みなどの棚卸しをしてくとスムーズに進められると思います。

[4]企業へ問い合わせ&面接日程の相談

担当者と相談の上、応募する場合は、担当者が企業へ問い合わせをしてくれます。面接の日程が決まったら、紹介状を発行してくれます。

[5]面接

紹介状を持って、面接を受けにいきます。紹介状がないと、面接を受けることができないので、忘れないように注意しましょう。

ハローワークを活用するなら適職診断を!

ハローワークには、メリットで紹介した通り、求人数が多いという特徴があります。そのため、希望する業種や職種、勤務条件などが明確な人にとっては、たくさんの情報の中から絞り込めるため、おすすめです。

逆に、方向性が明確になっていない人にとっては、たくさんの情報に振り回されてしまい、うまく進められない可能性が高いです。

そのため、ハローワークを活用する場合は、事前に適職診断をしておきましょう。

適職診断とは、あなたの強みや弱みを踏まえ、自分に向いている仕事を見つけることです。無料の自己分析ツールを利用すれば、いくつかの質問に回答するだけで、適職を判定してくれます。

手軽に診断でき、客観的なアドバイスももらえるので、一度受けてみましょう。

ハローワークを活用するデメリット。ブラック企業の危険が…

先ほどメリットについて紹介しましたが、デメリットについてもしっかりと確認しておきましょう。

ブラック企業が紛れているかも!?

ハローワークの掲載基準のひとつに、労働基準法違反の求人は掲載しないというものがあります。これは、ブラック企業の掲載を排除するために行っている対策です。

しかし、求人内容のチェックが甘いため、実際の求人内容とは異なる情報を掲載している企業があるのが実情です。転職サイトや転職エージェントなどは、実際に企業に足を運んで確かめるなど、ハローワークよりもチェックが厳しいため、ブラック企業に遭遇する可能性は低くなっています。

担当者により対応がバラバラ

ハローワークの職員のうち、6割は非正規社員と言われています。そのため、転職関する知識がない人も、相談員として対応しているケースがあります。

よって、企業への取り次ぎの際にネガティブな発言をされたり、希望職種と違う求人を紹介されてしまうこともあるようです。

もちろん、親身に相談に乗ってくれる人や、的確なアドバイスをくれる人もいます。そういった人に出会ったら、次回以降も対応してもらえないか、相談してみてもいいかもしれません。

開庁時間の制限

窓口で相談する場合、開庁時間が午後6時までのところが多いため、在職中の人などは利用が難しい可能性があります。中には、午後6時以降や土曜日も対応してくれるところもあるので、事前に調べておきましょう。

ハローワーク+転職エージェントが成功率を高めるかも

ハローワークのメリットとデメリットについて紹介してきました。ハローワークに限らず、どのサービスにも強みや弱みはあります。では、どうすればいいのでしょうか。

転職活動を効率的に進めるコツは、サービスを組み合わせて使うことなのです。

ハローワークの弱点は、情報の確実性と相談者の経験値が浅いということです。このデメリットを解消するためには、転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントは、求人企業に足を運ぶなどして実情を確認しています。また、独自の掲載基準を設けて審査を行っており、ハローワークよりも厳しいチェックを受けています。そのため、ブラック企業に出会う可能性は非常に低いと言えます。

転職エージェントは民間企業のため、ブラック企業を紹介されたなどの噂が流れてしまうと、ライバル企業に顧客を奪われてしまう可能性もあります。そういった意味でも、最大限手を尽くしていると考えてもよいでしょう。

また、転職エージェントは、転職に関するプロです。

そのため、担当者による多少の差はありますが、知識や情報量などは全員同じです。さらに、求職者に対して担当者がつき、面談を行い、書類の添削はもちろん、模擬面接からおすすめ求人の紹介まで手厚くサポートをしてくれます。

企業側の情報についても把握しているため、企業目線でのアドバイスをもらうこともできます。また、業務終了後の時間にも柔軟に対応してくれるため、在職中でも活動しやすい環境と言えるでしょう。

理想の企業を見つけることは容易ではないため、窓口は広くもち、プロの力も活用することが、転職成功への近道かもしれませんね。

まとめ

ハローワークは、求人数が多く、特に地元求人に強いという特徴があります。また、職業訓練や失業保険の給付など独自のサポートを行っています。ただ、担当者の対応にムラがあるなどのデメリットもあります。

転職のプロである転職エージェントの力も借りれば、手堅いサポートを受けられます。

それぞれのメリットデメリットを把握し、サービスを組み合わせて活用することで、成功率を高めていきましょう。