オープン系とは何?未経験からはじめるオープン系システムの仕事

(最終更新日:2019/3/8)

オープン系とは何?未経験からはじめるオープン系システムの仕事のイメージ

ITエンジニアになりたい!と思った時に、求人情報に「オープン系」とあって戸惑った人も少なくないでしょう。

オープン系、Web系、汎用系など、ITエンジニアにもさまざまな系列があり、業務内容も異なってきます。それぞれの特徴を知らなければ、自分のやりたい仕事と出会うのも難しくなってしまいます。

今回は「オープン系」をメインに、その仕事内容や転職の方法などをご紹介していきます。IT業界で働きたいけれど、よくわからない!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

そもそも、オープン系とは…?

オープン系ITエンジニアとは、どのような仕事をする人たちなのでしょうか?

オープン系のシステムとは、より柔軟なシステムをつくるために、公開されているパソコンの技術仕様を参照しながら開発していくシステムのことです。OSやサーバ、ルーターなどの周辺機器とソフトウェアを組み合わせてシステムを構築していきます。

社内ネットワークのみで使われるものもあれば、インターネットにつないで使われるシステムもあり、活躍の場は今後も広がっていきそうです。

オープン系以外の系列として挙げられるのが「Web系」と「汎用系」です。

Web系システムは、普段目にしているSNSや掲示板、通販サイトといったWeb上にシステムを作る仕事です。Webサイトは、画像やテキストといった情報をただ貼り付けて表示しているわけではありません。それぞれに最適な処理が施され、表示・動作できるようになっています。こういったインターネットに接続するシステムを開発するのがWeb系エンジニアの仕事です。

また、汎用系システムはパソコンではなくホストコンピューターと呼ばれるハードウェアを使った開発を行います。行政や金融といった業界で多く使われていますが、新しい技術とは言えず、今後需要が拡大することはないでしょう。ホストコンピューターからパソコンにシステムを置き換える動きも盛んになっているため、将来的なことを考えるとあまりおすすめできません。

オープン系のシステムエンジニアはどんな仕事をする?

オープン系システムエンジニアは、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?

オープン系エンジニアが多く手がけるのは業務系のアプリケーションです。生産管理や会計、人事、営業など業務で必要となるシステムを、ハードウェアやソフトウェアを組み込みながら開発していきます。

汎用系エンジニアとは違い、ハードウェアに特化した開発は行いません。JavaやPHPといったプログラミング言語を使って開発をしていきます。

最近ではオープン系のシステム開発が主流となっているため、需要が多く、システムエンジニアとして安定して長く働きたい人には向いている仕事と言えそうです。

オープン系開発業務ができると年収はどれくらいになる?

オープン系システムエンジニアの気になる年収を見ていきましょう。

DODA職業別平均年収のデータによると、
25〜29歳 440万円
30〜34歳 504万円
35〜39歳 558万円
となっています。

さまざまな業界で、企業がIT化を進めていますから、オープン系システムエンジニアを採用したいという企業も増えています。これまで汎用系のシステムを使っていた企業がコスト削減を目的にオープン系システムに移行する流れもあるため、ニーズが大きくなっているのが現状です。

ちなみにDODA職業別平均年収の汎用系システムエンジニアのデータを見てみると
25〜29歳 421万円
30〜34歳 484万円
35〜39歳 550万円
となっており、オープン系システムエンジニアの方がやや年収が高めだということがわかります。

出典:平均年収ランキング2007 SE・プログラマ(オープン系)の平均年収|技術(IT・通信) |転職ならdoda(デューダ)

出典:平均年収ランキング2007 SE・プログラマ(汎用機系)の平均年収|技術(IT・通信) |転職ならdoda(デューダ)

第二新卒や既卒がオープン系の開発会社へ転職する方法

オープン系システムエンジニアの求人の中には、未経験OK、既卒・第二新卒歓迎のものもあります。

オープン系システムエンジニアは需要が多く、人材不足が叫ばれています。これまでは「システム開発経験3年以上」という条件だったものが「システム開発経験1年以上」「未経験可」といった条件に緩和されていたり、「〇〇言語での開発経験が必須」となっていたものが「開発言語不問」と変わっていたりするので、就職・転職するのであれば今がチャンスかもしれません。

未経験からのスタートでも、教育や研修がしっかりと整っている企業が多いため実力をつけてステップアップできる環境を選ぶといいでしょう。未経験であっても、知識や経験のある業界を目指したり、独学で言語を学んだりすることで内定を獲得しやすくなるはずです。

企業が若手の未経験者に求めるのはやる気とポテンシャルです。学びたいという姿勢だけでなく、その企業でどのように活躍したいのか、どんな貢献ができるのかをしっかりと伝えるようにしましょう。

オープン系ならではの必須スキル、能力や人柄は?

オープン系システムエンジニアに向いているのはどんな人でしょうか。向いている人の特徴や身につけられるスキルについてご紹介していきます。

探究心がある人

オープン系システムエンジニアに向いているのは、探究心がある人です。ITに関するニュースや最新の技術など、常に新しいものに好奇心を持って接し、自らの知識と技術に変えられる人は、幅広い場面で活躍できるオープン系システムエンジニアになれるでしょう。

ユーザー目線で考えられる人

開発するシステムは、その先にユーザーが必ずいます。その人たちが何を求め、どう使うのか、そしてどういう機能があれば使いやすいのかを考え、システムに落とし込める人はオープン系システムエンジニアに向いているといえます。

コミュニケーション能力がある人

オープン系システムエンジニアの仕事は、ひとりでパソコンに向かって行うものではありません。チームで分担しながら作業をすすめ、時には部署をまたいだミーティングやヒアリングが必要になります。

そういった場面でコミュニケーションを取りながら仕事を進められるスキルも求められます。

IT以外の知識も持っている人

オープン系システムエンジニアだからといって、ITの知識だけを持っていればいいというわけではありません。関わるシステムは多種多様なので、その都度必要な知識を学び開発に生かさなければいけません。

得意とする専門分野を持てば、より高度な仕事を任せてもらえるようになりますし、独立してフリーランスとして活躍する道が開けるかもしれません。

さらにオープン系システムエンジニアとして活躍するために、資格取得にチャレンジするのもいいでしょう。オープン系システムエンジニアは資格が必須の仕事ではありませんが、客観的な評価である資格は、スキルアップのモチベーションになりますし、転職の際にも役立ちます。ぜひチャレンジしてみてください。

PHP技術者認定試験

オープン系の開発で使われるPHPの習得度を認定する資格です。
試験は「PHP5技術者認定初級試験」「PHP5技術者認定上級・準上級試験」「PHP5技術者認定ウィザード」の3つの区分に分かれています。

Oracle Certified Java Programmer

同じくオープン系の開発で使われるJava言語の知識と技術を認定する「オラクル認定Javaプログラマ資格」です。
「Bronze」「Silver」「Gold」の3つの試験のグレードに分かれており、Silver以上は世界共通資格です。

データベーススペシャリスト試験

企業の膨大なデータを管理し、データベースシステムを構築する技術を認定する資格です。データベースを基にした開発や保守を担当する機会がある人向けの資格です。

応用情報技術者試験

オープン系システムエンジニアとしての経験を積んでから挑戦したいのが応用情報技術者試験です。ITエンジニアとしての幅広い知識、応用力、開発力などを認定する資格です。

まとめ

オープン系システムエンジニアの仕事内容について理解することはできたでしょうか。
IT業界にはさまざまなエンジニアがいるため、それぞれの仕事の領域がわかりにくいかもしれません。求人情報をよく読み、自分にあった仕事を見つけるようにしましょう。

また、今回ご紹介したオープン系システムエンジニアは、比較的あたらしい職種です。一方これまで主流だった汎用系システムエンジニアの仕事は縮小傾向にあり、需要の高まりは期待できません。

就職したからといってそこがゴールではなく、常に学び続けなければいけません。特にIT業界は変化の流れがはやくて大きいため、常にスキルアップを目指すように心がけましょう。

未経験からもチャレンジできる職種も多いので、ぜひチャレンジしてみてください。